浅間山北麓ジオパークについて

火山活動が造った大地とその上で暮らす動植物、そしてそれらと共生し活用して暮らす人々の歴史と文化。現在でも過去の痕跡を観察し、体験することができる場所がここにはたくさんあります。
浅間山の過去、そして現在の人々の暮らしは密接に繋がっています。多くの方に浅間山周辺地域の歴史や文化、おいしい食べものや水・美しい景色など、たくさんの『なぜ?』に出会い、見て、感じて楽しめるジオパークを目指し、2016年9月9日に日本ジオパークに認定されました。群馬県の嬬恋村・長野原町の2自治体では、地域住民と連携しながら『日本ジオパーク』としてより一層の活動をおこなっています。

浅間山の噴火と成りたち

浅間火山は、日本列島の中央部、群馬県と長野県にまたがりそびえる山で、東日本火山帯の火山フロントの屈折部に位置しており、日本の代表的な安山岩質の活火山のひとつです。噴火によって噴き出された溶岩や軽石、火山灰などが積み重なってできた“成層火山”です。約10万年前から活動を始め、これまでに噴火と山体崩壊を繰り返し、現在の姿になった複雑な形成史を持つ火山です。浅間火山は、東西20㎞以上に延びる浅間・烏帽子火山群の一部を構成していて、この火山群は40万年以上活動を続けてきました。山頂部の釜山は現在も活動中で常時噴気しており、これまでに10回余りの大規模な噴火と中小規模噴火を繰り返してきました。

浅間山北麓の特徴