花ごよみ

花ごよみ
浅間山北麓地域で見ることのできる花を春・夏・秋の3つの季節で、各100種類ずつ掲載しました。
高原ならではの珍しい高山植物や、身近に生えている花など、この地を訪れる際にはぜひ、多くの植物を探してみてください!
花はアイウエオ順に並んでいます。
花の写真をクリックすると解説文が出てきます。


アオイスミレ
科 名:スミレ
花 期:3月~4月
生育地:里山
説 明:春一番に咲きだすスミレで林床に生える。タチツボスミレに似ている。

アカショウマ
科 名:ユキノシタ
花 期:6月~7月
生育地:里山
説 明:ハナチダケサシとよく似ているがこちらは花の感じがすっきりしている。

アカネスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:山道の土手などで見かける。花色は赤紫。体全体に短毛が生えていることが多い

アカバナ
科 名:アカバナ
花 期:7月~9月
生育地:高山
説 明:川沿いや湿った草地を好んで咲き結構ふつうに見ることができる。

アキカラマツ
科 名:キンポウゲ
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:カラマツソウの仲間は数種類あるがアキカラマツの花は黄色く見えるのが特徴。

アキノウナギツカミ
科 名:タデ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:茎に細かいとげが生えていてウナギも捕まえられるということで命名された。

アキノキリンソウ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:浅間高原に広く分布している高山植物の代表種のひとつ。小さな花が穂のように咲く。

アキノタムラソウ
科 名:シソ
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:ヤマハッカやナツノタムラソウに似る。この仲間は似たものが多く区別が難しい。

アキノノゲシ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:草丈が1~2mと高くなり淡いクリーム色の花を多数つける。 道端などに多い。

アケボノスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:花の時期には葉が完全に開ききっていないのが特徴。ピンクの花の色はとても美しい

アケボノソウ
科 名:リンドウ
花 期:9月~10月
生育地:高原
説 明:花びらの模様が大変美しく人気植物のひとつである。やや湿った草原に育つリンドウの仲間。

アズマイチゲ
科 名:キンポウゲ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:早春の花の代表種。花が大きく群れて咲くのでとても美しいので人気がある

アズマシャクナゲ
科 名:ツツジ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:ハクサンシャクナゲとの違いは花がピンクで葉の裏が薄茶色。花時期が早いこと

アズマレイジンソウ
科 名:キンポウゲ
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:花の形が雅楽を演奏する人(伶人という)がかぶる帽子に似ていることで命名された。トリカブトの仲間。

アマドコロ
科 名:キジカクシ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:もとはユリ科だったがキジカクシ科に変更。ナルコユリと似ているが茎に稜線がある

アヤメ
科 名:アヤメ
花 期:5月~7月
生育地:里山
説 明:人里から高原まで広範囲で見られる。ノハナショウブと似ているが花色が違う

アレチウリ
科 名:ウリ
花 期:8月~9月
生育地:人里
説 明:繁殖力が強く要注意帰化植物でこの周辺でもよく見かけるようになった。

イタチササゲ
科 名:マメ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:花の色がイタチの毛の色に似ている所から命名された。里山の林縁などで見られる。

イチヤクソウ
科 名:ツツジ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:いちやくそう科からつつじ科に変わる。イチヤクソウはたくさんの種類があるが葉の形で見分ける

イヌゴマ
科 名:シソ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:山道沿いで見かける植物だが個体数はあまり多くないので見る機会は少ない。

イヌタデ
科 名:タデ
花 期:7月~10月
生育地:人里
説 明:タデの仲間の花はあまり目立たないがイヌタデの花は赤いので「お赤飯ごっこ遊び」に使われた。

イブキジャコウソウ
科 名:シソ
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:ガレ場を好んで咲く代表的な高山植物。密集して咲くので良く目立つ。芳香がある。

イワインチン
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:高山
説 明:秋の高山に登るとこの黄色い花が良く目立つ。浅間高原ではよく見られる高山植物である。

イワカガミ
科 名:イワウメ
花 期:4月~7月
生育地:高山
説 明:林床から溶岩の中まで広くみられる。艶のある葉を鏡に見立てた

イワタバコ
科 名:イワタバコ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:日の当たらない岩場に張り付くように咲く。葉がタバコの葉に似る。

イワヒゲ
科 名:ツツジ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:溶岩にはりついて広がる茎から白くかわいい花が咲く。それほど多くない

ウスユキソウ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:名前が可愛らしい高山植物。エーデルワイスはこの仲間である。浅間高原でもよく見られる。

ウツボグサ
科 名:シソ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:浅間高原ではよく見ることのできる植物。人家の周りにも多い。

ウバユリ
科 名:ユリ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:林床に咲くユリで背が高いので良く目立つが花はあまり美しくない。

ウマノアシガタ
科 名:キンポウゲ
花 期:4月~5月
生育地:人里
説 明:別名キンポウゲとも言う。田んぼの土手や人里でも普通に見られる

ウメガサソウ
科 名:ツツジ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:イチヤクソウと同じ仲間で咲く場所や花の時期もほぼ同じである。

ウメバチソウ
科 名:ニシキギ
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:茎の先に梅の花のような白い花をつける。秋の草原を代表する花で近い花にシラヒゲソウがある。

エイザンスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:葉が分かれるのですぐに見分けることができる。花は大きくピンクで淡いものから濃いものまである。

エゾタンポポ
科 名:キク
花 期:4月~5月
生育地:人里
説 明:セイヨウタンポポと違いガクが反り返らない。セイヨウタンポポにおされ今では少なくなってきた。

エゾリンドウ
科 名:リンドウ
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:オヤマリンドウとよく似ている。花が何段にも咲くのがエゾリンドウ、枝先だけに咲くのがオヤマリンドウ。

オオアワダチソウ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:セイタカアワダチソウは晩秋の植物だがこのアワダチソウは8月ごろから咲き始める。

オオイヌノフグリ
科 名:オオバコ
花 期:3月~5月
生育地:人里
説 明:普通に見られるが花がきれいで人気がある。早春の花の代表種 名前は種の形から。

オオキンケイギク
科 名:キク
花 期:6月~7月
生育地:人里
説 明:特定外来生物に指定されている要注意帰化植物。郡内にもいたるところに広がっている。

オオコガネネコノメ
科 名:ユキノシタ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:ネコノメソウの仲間の中では花も大きくとてもきれいである。

オオシラヒゲソウ
科 名:ニシキギ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:この花を見た人は繊細な花の造りにビックリする。ウメバチソウに近い植物だが数は少ない。

オオタチツボスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~6月
生育地:高山
説 明:タチツボスミレに似るが距(花の突き出た部分)が白い。タチツボスミレに比べ高い所に咲く。

オオハンゴンソウ
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:人里
説 明:オオキンケイギクと同じ「特定外来生物」に指定されており拡散が心配されている。

オオバギボウシ
科 名:キジカクシ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:ウルイと言って食用になる。コバノギボウシに比べ葉の大きさが明らかに大きい

オオバショウマ
科 名:キンポウゲ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:秋の初め吾妻渓谷の遊歩道を歩くと見ることができる。他のショウマ類と比べ葉が大きい。

オオヒナノウスツボ
科 名:ゴマノハグサ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:花の形が臼や壺に似ていることから命名。山の縁のような所に生える。数はそれほど多くない。

オオヤマフスマ
科 名:ナデシコ
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:あまり目立たないが、ハコベの仲間で登山道の縁などでよく見かける。

オカトラノオ
科 名:サクラソウ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:花が虎の尾のように咲く。比較的どこでも見ることができるなじみ植物である。

オクモミジハグマ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:秋の初め吾妻渓谷の遊歩道を歩くと見ることができる。山の木陰にひっそりと花を咲かせる。

オケラ
科 名:キク
花 期:9月~10月
生育地:里山
説 明:昆虫のケラではない。万葉集にも歌われている日本古来からの植物。若芽は山菜で美味しいとのこと。

オタカラコウ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:よく似た植物のメタカラコウより花びらの枚数が多い。また葉の形も異なる。

オトコエシ
科 名:オミナエシ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:オミナエシとセットで覚えるとよい。黄色いオミナエシに対しこちらは白色。

オドリコソウ
科 名:シソ
花 期:4月~6月
生育地:人里
説 明:花の姿を「踊り子」に見立てた。外来種にヒメオドリコソウがあり急激に広がっている。

オニシモツケ
科 名:バラ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:やや高い所の林縁に生える。シモツケソウはピンクだがこちらは白い花が咲く。

オミナエシ
科 名:オミナエシ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:秋の七草のひとつとして古来より日本人に親しまれてきた 草原に生える。

オヤマボクチ
科 名:キク
花 期:9月~10月
生育地:高原
説 明:まるでタワシのような特徴的な花。この葉はソバのつなぎとして利用される。

オヤマリンドウ
科 名:リンドウ
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:エゾリンドウとよく似ている。花が何段にも咲くのがエゾリンドウ、枝先だけに咲くのがオヤマリンドウ。

カシワバハグマ
科 名:キク
花 期:9月~10月
生育地:里山
説 明:何々ハグマという植物が何種類かあるが、葉がカシワに似たハグマという意味。吾妻渓谷に多い。

カセンソウ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:カセンソウとオグルマはとてもよく似ており区別が難しい。カセンソウの方がよく見ることができる。

カタクリ
科 名:ユリ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:早春の里山の花の代表種。しばしば大きな群落をつくる。長野原町林地区にも群落がある。

カタバミ
科 名:カタバミ
花 期:5月~9月
生育地:人里
説 明:庭先や道端などいたるところで見かける。シュウ酸を含むため葉や茎は噛むと酸っぱい。

カメバヒキオコシ
科 名:シソ
花 期:9月~10月
生育地:高山
説 明:葉の先の切れ込みが亀のしっぽに似ていることから命名された。シソの仲間。

カラマツソウ
科 名:キンポウゲ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:浅間高原ではカラマツソウの仲間を数種類見ることができる。花がカラマツの葉に似てることより命名。

カワミドリ
科 名:シソ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:山の道沿いなどに生えるが数はあまり多くない。全体にハッカのような強い芳香がある。

カワラナデシコ
科 名:ナデシコ
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:浅間高原を歩くと濃いピンクのこの花が良く目立ちとても美しい。

カワラマツバ
科 名:アカネ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:よく日の当たる草原に生えるが花は目立たない。葉が松葉のように細い。

ガンコウラン
科 名:ツツジ
花 期:4月~5月
生育地:高山
説 明:高山のガレ場にカーペットを広げるように大群落をつくる。花は目立たないが黒い実はよく目立つ。

キオン
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高山
説 明:キオンの花はハンゴンソウとよく似ているが葉の形で見分ける。キオンの葉は分かれない。

キキョウ
科 名:キキョウ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:秋の七草のひとつ。近年は野生のキキョウは数が少なく絶滅危惧種になっている。

キジムシロ
科 名:バラ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:よく似た黄色い花が多いので区別が難しい。葉で見分けるがこの花は羽状複葉である。

キツネノカミソリ
科 名:ヒガンバナ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:ヒガンバナと同じように花の時期には何故か葉が無くなってしまう。山の日影に生える。

キツネノボタン
科 名:キンポウゲ
花 期:4月~7月
生育地:里山
説 明:沢沿いのような環境を好んで咲く。キンポウゲに似ているが種の形に特徴がある。

キツリフネ
科 名:ツリフネソウ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:ツリフネソウはピンクだがこちらは黄色。船を吊っているような変わった花で湿地に生える。

キバナアキギリ
科 名:シソ
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:園芸種のサルビアに似た花で山野に普通に生える。関東地方には黄花しかないがアキギリの花は紫色。

キバナノコマノツメ
科 名:スミレ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:高山に生えるスミレで黒斑山や篭の登山で見ることができる。

キバナノヤマオダマキ
科 名:キンポウゲ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:浅間高原では比較的どこでも見ることができる。ヤマオダマキも少ないが存在する。

キンバイソウ
科 名:キンポウゲ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:やや湿った草原に生える。かつてはバラギ湖周辺にもあったが今では見ることができない。

キンミズヒキ
科 名:バラ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:普通にどこでも見かけられるなじみの植物。実はトゲがあり衣服にくっつく。

ギンリョウソウ
科 名:ツツジ
花 期:5月~8月
生育地:里山
説 明:別名ユウウレイダケ。葉緑素を持たないので真っ白な姿は魅力的。

クガイソウ
科 名:オオバコ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:姿がきれいなので愛好者が多い高原の代表的な植物。変更後はおおばこ科に分類された。

クサノオウ
科 名:ケシ
花 期:4月~7月
生育地:人里
説 明:人家の周りで普通にどこでも見られる。花弁は4枚。切ると黄色い汁がでる。

クサフジ
科 名:マメ
花 期:5月~9月
生育地:里山
説 明:ツルフジバカマに似るが葉はより細かく数も多い。近年は外来種のナヨクサフジが多くなった。

クサボタン
科 名:キンポウゲ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:葉がボタンに似るため命名。低山の林縁に生える。有毒植物なので注意が必要。

クサレダマ
科 名:サクラソウ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:草原でよく見る植物で花も美しい。「草レダマ」で「腐れ玉」ではない。

クズ
科 名:マメ
花 期:7月~9月
生育地:人里
説 明:繁殖力が強いマメ科のつる性の植物。嫌われ者だが秋の七草のひとつである。

クモキリソウ
科 名:ラン
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:近い仲間にジガバチソウがある。ランの仲間は見る機会が少ないがこの二つはまだ見ることができる。

クリンソウ
科 名:サクラソウ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:サクラソウの仲間で林床の湿地を好む。花が段々につく。

クルマバツクバネソウ
科 名:シュロソウ
花 期:5月~8月
生育地:里山
説 明:ツクバネソウの葉は4枚だが、こちらは車状に葉がでる(輪生という)。丸い実は「つく羽」に似る。

クルマバナ
科 名:シソ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:草原に咲くシソ科のピンクの花。花が車状に何段にも着くことより名付けられた。

クルマメノキ
科 名:ツツジ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:この木の実を「アサマブドウ」といいおいしいジャムになる。ミヤマモンキチョウの食草。

クルマユリ
科 名:ユリ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:コオニユリとよく似ているが葉が車状に着くのですぐにわかる。コオニユリより高い所に生える。

クワガタソウ
科 名:オオバコ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:林内に生える。「クワガタ」は戦国武将の兜の飾りに似るため。

グンナイフウロ
科 名:フウロソウ
花 期:6月~8月
生育地:高原
説 明:ハクサンフウロと共に代表的な高山植物。数はハクサンフウロのように多くない。

グンバイヅル
科 名:オオバコ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:浅間山周辺にはたくさん見られるが分布する地域は限られている。

ゲンノショウコ
科 名:フウロソウ
花 期:7月~10月
生育地:里山
説 明:薬草として有名。人里に多いが高山植物で有名なハクサンフウロも同じ仲間。

コウゾリナ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:ごく普通に見ることができる。よく似た花にヤナギタンポポがある。

コウリンカ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:キク科の花は黄色が多いがオレンジ色のコウリンカは珍しい。数は少なくあまり見かけることはない。

コオニユリ
科 名:ユリ
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:花はクルマユリにそっくりだが葉の付き方が異なり区別できる。

コケモモ
科 名:ツツジ
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:高山のがレ場を好む。真っ赤な実がつきジャムなどにする。

コシオガマ
科 名:ハマウツボ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:シオガマの仲間は高山で見られることが多いがこの花は人里でも見られる。半寄生植物。

コバギボウシ
科 名:キジカクシ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:ウルイと言って食用になる。葉の大きいタイプをオオバギボウシという。

コバノイチヤクソウ
科 名:ツツジ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:いちやくそう科からつつじ科に変わる。イチヤクソウはたくさんの種類があるが葉の形で見分ける。

コフウロ
科 名:フウロソウ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:ゲンノショウコに似るがこちらは林床に生え個体数が少ない希少植物である。

コマツナギ
科 名:マメ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:名前は馬を繋いでおくほど丈夫な植物であるという意味。草でなく木である。

コミヤマカタバミ
科 名:カタバミ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:高山の林床に咲く。人里のカタバミは黄色だがこちらは白い花をつける。

コンロンソウ
科 名:アブラナ
花 期:5月~6月
生育地:里山
説 明:やや湿った所を好む。ヒロハコンロンソウもあるが葉の形が違う。こちらの方がよく見かける。

ゴゼンタチバナ
科 名:ミズキ
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:高山の林床に咲く。花が終わるときれいな赤い実をつける。しばしば群落をつくる。

ゴマナ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:明るい湿地に多い。野菊の一種だが背が高くたくさんの白い花をつける。

サクラスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:花が大きくスミレの仲間で最大である。人里よりやや高い所で見られる。

サクラソウ
科 名:サクラソウ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:栽培種も多いがひっそりと林の中に咲くサクラソウも魅力がある。クリンソウと同じ仲間である。

ササバギンラン
科 名:ラン
花 期:5月~6月
生育地:里山
説 明:林縁や林床に生えるが数は少ない。近い仲間のギンランも生育している。

サラシナショウマ
科 名:キンポウゲ
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:草丈が高く白いブラシのような花をつけるのでとてもよく目立つ。草原に多い。

サワギキョウ
科 名:キキョウ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:秋の湿地でよくみることができる植物。キキョウと言っても花の形は全く違う。有毒植物。

サワギク
科 名:キク
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:ちょっと薄暗いような林縁に生える。全体にか細く弱々しく見える。

ザゼンソウ
科 名:サトイモ
花 期:3月~5月
生育地:里山
説 明:春の真っ先に咲きだす。ミズバショウと同じ仲間だが花の色が違う。

シキンカラマツ
科 名:キンポウゲ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:浅間高原にはカラマツソウの仲間が数種類あるが一番きれいなカラマツソウであり数も少ない。

シシウド
科 名:セリ
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:セリ科の植物は分類が難しい。シシウドは大型で比較的多くの場所で見られる。

シデシャジン
科 名:キキョウ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:低山の林道沿いなどに咲く。キキョウの仲間であるが何とも変わった形の花である。

シナノオトギリ
科 名:オトギリソウ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:低地のものをオトギリソウ、高原型をシナノオトギリと区別する。高山型は花が大きく花の数が少ない。

シモツケ
科 名:バラ
花 期:5月~8月
生育地:高原
説 明:シモツケソウは草だがこちらは木である。シモツケは今の栃木県を指す。

シモツケソウ
科 名:バラ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:高峰高原にはたくさん咲いている場所があり遠くから見ると一面ピンクになる。

シャクジョウソウ
科 名:ツツジ
花 期:5月~8月
生育地:高山
説 明:似た花にギンリョウソウがある。ギンリョウソウは普通に見かけるがシャクジョウソウはあまり見ない。

シャジクソウ
科 名:マメ
花 期:6月~8月
生育地:高原
説 明:浅間山周辺では普通に見ることができるが他ではあまり見ることができないという植物。

シュロソウ
科 名:シュロソウ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:高山の草原に咲く。暗紫色の花の色が変わっている。浅間高原ではよく見られる。

ショウジョウバカマ
科 名:シュロソウ
花 期:4月~6月
生育地:高山
説 明:比較的高い所の草原や林で、春先から初夏の頃まで長い期間見ることができる。

シラヤマギク
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:野菊の一種で似た花が多いが、葉が三角形で花びらの枚数が少なくまばらに着くことで区別できる。

シロスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~6月
生育地:高原
説 明:湯の丸高原でよく見られたが近年少なくなってきている。スミレと同じく長い葉が特徴。

シロバナエンレイソウ
科 名:シュロソウ
花 期:4月~5月
生育地:高山
説 明:花が大きいので林の中を歩くとよく目立つ。花が白くないエンレイソウも見ることができる。

シロバナセンダングサ
科 名:キク
花 期:9月~11月
生育地:人里
説 明:荒れ地に生える帰化植物。白い舌状花がないものをコセンダングサという。

シロバナノヘビイチゴ
科 名:バラ
花 期:5月~7月
生育地:高原
説 明:浅間高原ではよく見ることができる。夏には赤い実ができ食べることができる。

シロヨメナ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:野菊の一種。山の少し日陰のような場所に生える。この仲間は似たものが多く区別が難しい。

ジガバチソウ
科 名:ラン
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:似た花にクモキリソウがあるがこちらの方が高い所に生える。

ジシバリ
科 名:キク
花 期:4月~6月
生育地:人里
説 明:庭先などでよく見かける。オオジシバリもあるが葉の形が違う。

ジュウニヒトエ
科 名:シソ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:幾重にも咲く花は平安時代の十二単のよう。川原湯辺りまではあるが嬬恋村ではまだ見ていない。

ジンヨウイチヤクソウ
科 名:ツツジ
花 期:6月~8月
生育地:高原
説 明:イチヤクソウはたくさんの種類があるが葉の形で見分ける。この花は腎臓の形の葉がつく。

スズメウリ
科 名:ウリ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:花の時期には見落とすが秋になると白い実が良く目立つ。カラスウリより実が小さい。

スズラン
科 名:キジカクシ
花 期:4月~6月
生育地:高原
説 明:スズランは有名な花。ランではなくユリの仲間である。浅間高原では数は多くないが所々で見かける。

スミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:ただのスミレという名前のすみれである。長い葉の形で区別できる。花色は濃い紫。

セイタカアワダチソウ
科 名:キク
花 期:10月~11月
生育地:人里
説 明:有名な要注意帰化植物。晩秋に他の花が無くなっても咲いているのを見かけることがある。

セイヨウタンポポ
科 名:キク
花 期:3月~9月
生育地:人里
説 明:普通に見られるタンポポはほぼこれであり春だけでなく夏でも咲く。ガクが反り返っているのが特徴。

セキヤノアキチョウジ
科 名:シソ
花 期:9月~10月
生育地:里山
説 明:シソ科の植物は似たものが多く分類が難しいがこの花はすぐに分かる。西日本にはアキチョウジが咲く。

センニンソウ
科 名:キンポウゲ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:この花とボタンヅルはよく似ているのでセットで覚えるとよい。葉の形で見分けられる。

センボンヤリ
科 名:キク
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:花は春型と秋型があり秋には槍のような花が咲くのでこの名前がある。断然春の花がきれい。

ソバナ
科 名:キキョウ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:ツリガネニンジンに似る。草原ではなく山道沿いの木陰のような環境を好んで咲く。

タケシマラン
科 名:ユリ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:花は目立たないが真っ赤な実は良く目立ち魅力的である。オオバタケシマランもある。

タケニグサ
科 名:ケシ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:竹に似るから「竹似草」、竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなるから「竹煮草」とかいろいろ説がある。

タチカメバソウ
科 名:ムラサキ
花 期:5月~6月
生育地:高原
説 明:浅間高原では数は少ないが群落を見ることができる。ワスレナグサと同じむらさき科の植物。

タチツボスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:最も普通に見ることができる代表的なスミレである。淡い青紫の花も美しい。

タチフウロ
科 名:フウロソウ
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:近年は見ることが少なくなった。ハクサンフウロより低い草地に生える。

タニギキョウ
科 名:キキョウ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:林床にひっそりと生えるので目立たないがよく見るときれいである。

タマガワホトトギス
科 名:ユリ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:渓流の崖のような所を好んで咲く。花の斑点が鳥のホトトギスの模様に似る。

タムラソウ
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:秋の草原でよく見かける花。一見アザミに似るがトゲがないので違いが分かる。

ダイコンソウ
科 名:バラ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:バラ科の黄色い花は似た花が多く分類が難しい。この花は花後にハリボウズのような実ができる。

ダイモンジソウ
科 名:ユキノシタ
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:湿気のある岩上に生え吾妻渓谷でも見ることができる。花の形が大文字に見える。

チゴユリ
科 名:イヌサフラン
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:林床に咲く小さくかわいいユリ。各地に普通に見ることができる。

チダケサシ
科 名:ユキノシタ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:この仲間は白花が多いがチダケサシはピンクなのが特徴である。やや湿った草地に多い。

チョウセンゴミシ
科 名:マツブサ
花 期:6月~7月
生育地:里山
説 明:夏に咲く花はあまり目立たないが秋になると真っ赤な実が良く目立つ。ふつうに見られる。

ツガザクラ
科 名:ツツジ
花 期:5月~6月
生育地:高原
説 明:コケモモやガンコウランと同じような環境に見られるツツジ科の植物だが、花は最もきれいだと思う。

ツクバキンモンソウ
科 名:シソ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:ニシキゴロモと近い種類で、このあたりのものはツクバキンモンソウのようである。

ツクバネソウ
科 名:シュロソウ
花 期:5月~8月
生育地:里山
説 明:よく似たクルマバツクバネソウとは葉の付き方が違う。丸い実がつき「つく羽」にそっくりになる。

ツバメオモト
科 名:ユリ
花 期:5月~7月
生育地:高山
説 明:やや高い山の林床に咲く。花が終わるとるり色のきれいな実がつく。

ツボスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:やや湿った所を好む。花は小型で白い花弁の内側に紫色の線が目立つ。

ツマトリソウ
科 名:サクラソウ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:浅間高原で目立つ花。この花の特徴は花びらが7枚ということ。たまに6枚や8枚のものもある。

ツメレンゲ
科 名:ベンケイソウ
花 期:9月~11月
生育地:里山
説 明:石垣のような所に生える。11月頃まで咲くが寒さに弱い。近年個体数の減少が心配されている。

ツユクサ
科 名:ツユクサ
花 期:6月~9月
生育地:人里
説 明:人家の周りに雑草のように広がる。青い花がひときわ目を引く。

ツリガネニンジン
科 名:キキョウ
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:この花も高原を代表する植物で好きな人が多い。時々白花も現れる。

ツリフネソウ
科 名:ツリフネソウ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:湿地に群落をつくりふつうに見られる。花の形に特徴があるので間違えることはない。

ツルキンバイ
科 名:バラ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:黄色の似た花が多いので区別が難しい。ミツバツチグリによく似てるが葉の形が少し違っている。

ツルニンジン
科 名:キキョウ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:他の植物に巻き付いて咲く。別名ジイソブともいい花が少し小さいバアソブもある。

ツルフジバカマ
科 名:マメ
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:クサフジに似るが見る機会は少ない。クサフジより葉の数が少なく花はより大きい。

ツルボ
科 名:ユリ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:道端や土手など日当たりのよい所を好んで咲く。春に出た葉は夏に枯れ秋にまた出る。

ツルリンドウ
科 名:リンドウ
花 期:8月~10月
生育地:高山
説 明:ツル性のリンドウで赤い実がなる。茎が這い立ち上がらないタイプをテングノコヅチという。

テガタチドリ
科 名:ラン
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:ハクサンチドリに似たピンクのランでハクサンチドリより花数が多い。高山の草地に咲く。

トウゴクサバノオ
科 名:キンポウゲ
花 期:4月~5月
生育地:高山
説 明:北軽井沢南木山の森を歩くとよく見られる花でしばしば群落をつくる。「鯖の尾」は実の形かららしい。

トウゴクミツバツツジ
科 名:ツツジ
花期:5月~6月
生育地:高山
説 明:長野原町の花のムラサキツツジはこの花。よく似たミツバツツジの雄蕊は5本でこの花の雄蕊は10本。

トネアザミ
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:アザミの分類は難しい。この辺りで最も普通にあり一応トネアザミとしたが似た種類がたくさんある。

トモエシオガマ
科 名:ハマウツボ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:花が巴の形に咲く特徴がある。似た咲き方をするものにトモエソウがある。

トモエソウ
科 名:オトギリソウ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:オトギリソウの仲間では最も花が大きく巴型に咲くのですぐにわかる。

ナガミノツルキケマン
科 名:ケシ
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:春に咲くムラサキケマン、ミヤマキケマンと同じ仲間。ケマンとは仏教用具の名前。

ナギナタコウジュ
科 名:シソ
花 期:9月~10月
生育地:人里
説 明:強いにおいがする花がナギナタのように穂状に咲く。人家付近にもたくさん見られる。

ナツズイセン
科 名:ヒガンバナ
花 期:8月~9月
生育地:人里
説 明:人家から逃げ出したものが野生化している。この仲間は葉の出る季節と花が咲く季節が異なる。

ナベナ
科 名:スイカズラ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:マツムシソウに近い仲間でこの地域ではまれな植物。草丈が2m近くにもなる。

ナンテンハギ
科 名:マメ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:葉がナンテンの葉に似ていることから命名。2枚づつ葉がつくので別名フタバハギともいう。

ナンバンハコベ
科 名:ナデシコ
花 期:6月~10月
生育地:人里
説 明:ハコベの花に比べたらかなり大型で独特な形をしている。人里から浅間園のような高所にもある。

ニガナ
科 名:キク
花 期:5月~7月
生育地:人里
説 明:山野でよく見かける植物。茎を折ると白い汁が出て苦味がある 花の白いものはシロバナニガナという。

ニッコウキスゲ
科 名:ワスレグサ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:誰もが知る高山植物。しばしば群落をつくる。ユリ科からワスレナグサ科に変わった。

ニッコウネコノメ
科 名:ユキノシタ
花 期:5月~6月
生育地:里山
説 明:この辺りのネコノメソウの仲間の中で最もよく見かけるネコノメソウである。

ヌスビトハギ
科 名:マメ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:果実の形が泥棒の足跡に似ることから命名。低地の林縁にふつうに見られる。

ネジバナ
科 名:ラン
花 期:5月~8月
生育地:里山
説 明:ランの仲間はどれも数が少なく見ることが難しいが、この花は人家近くの芝生などでもよく見かける。

ネバリノギラン
科 名:ユリ
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:ノギランに似る。花は開かず触ると粘るのが特徴。ガレ場に多い。

ノアザミ
科 名:キク
花 期:5月~9月
生育地:里山
説 明:アザミは種類も多く区別が難しいがノアザミはガクが粘ることが特徴。春から秋まで咲いている。

ノギラン
科 名:ユリ
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:ネバリノギランに似るが花が開くので違いが分かる。ノギランより数は少ない。

ノコギリソウ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:高原に咲くが数はそれほど多くない。葉の切れ込みがノコギリのように見える。

ノコンギク
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:この周辺で野菊と言えばノコンギクとユウガギクが代表種。ノコンギクは薄紫色でユウガギクは白色。

ノハナショウブ
科 名:アヤメ
花 期:6月~7月
生育地:高原
説 明:アヤメとショウブとカキツバタはよく似ている。アヤメとは花色が異なりカキツバタは浅間高原にはない。

ノハラアザミ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:ノアザミに似るが花の下の丸い部分(総苞という)がノアザミは粘りノハラアザミは粘らない。

ハキダメギク
科 名:キク
花 期:6月~11月
生育地:人里
説 明:まったくかわいそうな名前が付けられた植物だ。しかし花をよく見るととても可愛らしい。

ハクサンイチゲ
科 名:キンポウゲ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:この花は高山を代表する植物のひとつ。花も美しく愛好者が多い。

ハクサンオミナエシ
科 名:スイカズラ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:オミナエシの高山型。別名コキンレイカともいうがハクサンオミナエシの方が響きが良い。

ハクサンシャクナゲ
科 名:ツツジ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:アザマシャクナゲとの違いは花が白色で葉の裏が緑色。花時期が遅いこと。

ハクサンチドリ
科 名:ラン
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:テガタチドリに似るがこちらの方が花も大きく美しい。ランの仲間は何々チドリという名前が多い。

ハクサンフウロ
科 名:フウロソウ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:この花も浅間高原を代表する植物でなくてはならない花である。低地のゲンノショウコの仲間である。

ハシリドコロ
科 名:ナス
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:有名な毒草。赤褐色の花も印象的で一度見たら忘れられない。この周辺では比較的良く見られる。

ハナイカリ
科 名:リンドウ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:リンドウの仲間だが花の形は名前の通りイカリに似ている。登山道沿いでよく見かける。

ハナタデ
科 名:タデ
花 期:7月~10月
生育地:里山
説 明:イヌタデに似るがより繊細で花序がまばらにつく。葉の先が急に細くなることでも区別できる。

ハナチダケサシ
科 名:ユキノシタ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:よく似たヤマブキショウマはバラ科で違う仲間。より大型の変種にトリアシショウマがある。

ハナネコノメ
科 名:ユキノシタ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:ネコノメソウの花はあまりきれいでないがこの花だけはきれいである。渓流沿いの崖で見られる。

ハハコグサ
科 名:キク
花 期:4月~6月
生育地:人里
説 明:畑や田んぼに生える。春の七草のひとつのゴギョウはハハコグサを指す。

ハバヤマボクチ
科 名:キク
花 期:9月~10月
生育地:高原
説 明:オヤマボクチとセットで覚えるとよい。見分け方は葉の形が違うこと。

ハルザキヤマガラシ
科 名:アブラナ
花 期:4月~6月
生育地:人里
説 明:近年分布が広がっている要注意帰化植物。国道沿いに多数の黄色い花が目立つ。

ハンゴンソウ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:草丈が高いので秋の山でよく目立つ。キオンに似ているが葉が手のひらのように分かれている。

バイケイソウ
科 名:シュロソウ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:草丈が大きく目立つ。よく似たコバイケイソウもあるが浅間高原にはこちらが多い。

ヒカゲスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:山道沿いの草地で見ることができる。葉が暗紫色になったものをタカオスミレと呼び時々見かけられる。

ヒカゲツツジ
科 名:ツツジ
花 期:4月~5月
生育地:高山
説 明:シャクナゲに近い仲間で、早春の鬼押出し溶岩の中に点々と咲いているのが見られる。

ヒガンバナ
科 名:ヒガンバナ
花 期:8月~9月
生育地:人里
説 明:燃えるような真っ赤な花で田んぼの土手や墓地などで見かける。曼殊沙華ともいう。

ヒゲネワチガイソウ
科 名:ナデシコ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:明るい林床でよく見かけられる。ハコベの仲間で近縁種のワダソウも分布している。

ヒトリシズカ
科 名:センリョウ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:4枚の葉の中心から花茎が一本立ちあがる。フタリシズカと並んで印象に残る花である。

ヒナスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:この周辺では比較的普通に見られるスミレである。葉に斑が入るタイプをフイリヒナスミレと呼んでいる。

ヒメイチゲ
科 名:キンポウゲ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:高山の早春の林床にひっそりと咲いている。一つの茎に一輪咲き美しい花で人気がある。

ヒメオドリコソウ
科 名:シソ
花 期:4月~5月
生育地:人里
説 明:人家付近の田畑で普通に咲いている帰化植物。在来種のオドリコソウも分布している。

ヒメシャジン
科 名:キキョウ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:この花も代表的な高山植物で青い花がとても美しい。浅間高原では黒斑山に多い。時々白花が現れる。

ヒメシロネ
科 名:シソ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:葉の付け根に小さな白い花をつける。湿地に群生を作って咲く。

ヒヨドリバナ
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:高山に咲くヨツバヒヨドリに対しこちらは里山に咲く。葉が2対に出ることで区別する。

ヒルガオ
科 名:ヒルガオ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:人里の道端などでよく見かけるピンクの朝顔。葉の形が少し違うコヒルガオという植物もある。

ビロードモウズイカ
科 名:ごまのはぐさ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:名前も変わっているが姿もグロテスクな帰化植物。この付近では普通によく見かける。

フサフジウツギ
科 名:フジウツギ
花 期:7月~9月
生育地:人里
説 明:近年増えている帰化植物。草丈が大きく道路沿いに咲くので良く目立つ。ブットレアともいう。

フシグロ
科 名:ナデシコ
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:つぼ型のガクが目立ち花弁は小さく目立たない。葉の付け根の茎が黒くなるためフシグロと呼ばれる。

フシグロセンノウ
科名:ナデシコ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:この花は一度見たら忘れられない独特な色をしている。お盆の頃に咲くので「お盆花」ともいう。

フタリシズカ
科 名:センリョウ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:花茎が二本立ち上がるのでフタリシズカと命名されたが3本以上あるものも珍しくない。

フデリンドウ
科 名:リンドウ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:この辺りでは春に咲くリンドウはこれだけ。早春の林床にスカイブルーが良く目立つ。

フモトスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:フモトスミレではあるが麓より山頂近くでよく見かけられる。花は小型である。

ブタナ
科 名:キク
花 期:6月~9月
生育地:里山
説 明:いつの頃からか分からないがこの花で一面黄色くなる程侵入が進んでいる要注意帰化植物。

ヘクソカズラ
科 名:アカネ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:なんともかわいそうな名前を付けられたつる植物。ただし本当に臭いにおいがする。

ヘビイチゴ
科 名:バラ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:よく似た黄色の花が多いので区別が難しい。花が終わると真っ赤な実をつけるが美味しくない。

ベニバナイチヤクソウ
科 名:イチヤクソウ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:イチヤクソウの仲間は白い花が咲くが、この花だけは紅色の花をつける。群落をつくるので目立つ。

ホソバガンクビソウ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:花の名前はキセルの先のタバコを詰める部分をガンクビといい、花の付き方がそれに似ているため。

ホソバノアマナ
科 名:ユリ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:やや高い所の林床に咲く。北軽井沢の王領地の森周辺ではよく見かける。

ホソバノキリンソウ
科 名:ベンケイソウ
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:明るい草地でよく見ることができる多肉質の植物。園芸種も多く栽培されている。

ホタルカズラ
科 名:ムラサキ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:里山に咲くが数が少なく見かけることは少ない。青色の花がとても美しい。

ホトケノザ
科 名:シソ
花 期:3月~6月
生育地:人里
説 明:春の畑が一面ピンクになるほど群がって咲くことがある。春の七草のホトケノザは別の植物。

ボタンヅル
科 名:キンポウゲ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:よく似たセンニンソウとセットで覚えるとよい。センニンソウとは葉の形が違う。

マイヅルソウ
科 名:キジカクシ
花 期:5月~7月
生育地:高山
説 明:高山を歩くと必ず出てくるほどよく見かける花。葉は鶴が飛んでいるように見える。

マツムシソウ
科 名:スイカズラ
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:秋の浅間高原を代表する植物。薄紫の花は群落をつくり大きく美しいので人気がある。

ママコナ
科 名:ハマウツボ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:山地の林縁などでよく見られる。花弁の2つの白いふくらみが米粒のように見えることより命名。

ママコノシリヌグイ
科 名:タデ
花 期:7月~10月
生育地:里山
説 明:この花の名前も面白い。茎にトゲがありこれでお尻をぬぐわれたらたまったものでない。

マムシグサ
科 名:サトイモ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:茎の模様が蛇のように気持ちが悪い。花が終わった後の真っ赤な実も薄気味悪い。

マルバスミレ
科 名:スミレ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:人里付近の山道などで見かける白色のスミレ。葉はハート形。淡いピンクの花もある。

マルバダケブキ
科 名:キク
花 期:7月~8月
生育地:高原
説 明:草丈が大きいので遠くからでもよく目立つ浅間高原を代表する植物のひとつ。

マルバノイチヤクソウ
科 名:ツツジ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:いちやくそう科からつつじ科に変わる。イチヤクソウはたくさんの種類があるが葉の形で見分ける。

ミズチドリ
科 名:ラン
花 期:6月~7月
生育地:高原
説 明:何々チドリというランの仲間は種類が多く覚えるのが難しいがミズチドリは花が純白なので分かりやすい。

ミズヒキ
科 名:タデ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:細長い花序が祝儀袋の水引に似ていることから命名された。結構どこでも普通に見られる。

ミゾソバ
科 名:タデ
花 期:8月~10月
生育地:人里
説 明:いたるところの湿地に群生をつくって咲く。タデの仲間だが花はピンクできれいなものもある。

ミツバオウレン
科 名:キンポウゲ
花 期:5月~6月
生育地:高山
説 明:高山の林床に真っ先に咲きだす花のひとつ。葉が三つなのですぐに見分けられる。

ミツバツチグリ
科 名:バラ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:よく似た黄色の花が多いので区別が難しい。普通に見られ葉は3枚でツルキンバイと間違えやすい。

ミツバツツジ
科 名:ツツジ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:長野原町の花ムラサキツツジはこの花。吾妻渓谷に分布、よく似たものにトウゴクミツバツツジがある。

ミネズオウ
科 名:ツツジ
花 期:4月~5月
生育地:高山
説 明:ツガザクラなどと同じく溶岩の中で見られる。春早く他の花に先駆けて小さな星のような花が咲く。

ミヤコグサ
科 名:マメ
花 期:5月~8月
生育地:里山
説 明:草地に咲くマメ科の植物。黄色いかわいい花が春から夏の終わりまで咲いている。

ミヤマウズラ
科 名:ラン
花 期:8月~9月
生育地:高山
説 明:お盆過ぎの高山の林床で見ることができるがそれほど多くない。ミヤマモジズリも同じ時期に咲く。

ミヤマキケマン
科 名:ケシ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:里山の山道脇などに咲いている。よく見かけるムラサキケマンと違い見る機会は少ない。

ミヤマハンショウヅル
科 名:キンポウゲ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:ハンショウヅルは低地に咲くがミヤマハンショウヅルは高山の植物。浅間高原では稀な植物。

ミヤマモジズリ
科 名:ラン
花 期:8月~9月
生育地:高山
説 明:ミヤマウズラが咲くような所に咲くがこちらの方が美しい。浅間園の遊歩道にも咲いている。

ムラサキケマン
科 名:ケシ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:人家の周りでもよく見かける。ウスバシロチョウの食草で5月頃この花の周りでウスバシロチョウが飛ぶ。

ムラサキサギゴケ
科 名:ごまのはぐさ
花 期:4月~5月
生育地:人里
説 明:人家近くでもよく見かける花で湿った地面にはりつくように咲いている。

メタカラコウ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:よく似た花にオタカラコウがある。違いは葉の形と花びらの枚数。メタカラコウの方が少ない。

メマツヨイグサ
科 名:アカバナ
花 期:7月~8月
生育地:人里
説 明:「月見草」とも呼ばれ花は夕方に開いて翌朝には閉じてしまう。花の大きいオオマツヨイグサもある。

モウセンゴケ
科 名:モウセンゴケ
花 期:6月~8月
生育地:高山
説 明:湿地に育つ有名な食虫植物。コケの仲間だと思っている人もいるが白い花が咲く。

モミジガサ
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:ヤブレガサとモミジガサはよく似ているがよく見ると葉が違っている。どちらも林床に育つ。

ヤクシソウ
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:人里
説 明:黄色い野菊で人家付近に普通に生える。他の花が終わってからも遅くまで咲いている。

ヤグルマソウ
科 名:ユキノシタ
花 期:6月~7月
生育地:高山
説 明:輪生に出る葉の形が矢車にそっくり。鹿沢休暇村の沢沿いにはたくさんある。

ヤナギタデ
科 名:タデ
花 期:7月~10月
生育地:里山
説 明:タデの仲間は見分けが難しいがこのタデは噛んでみるととても辛いのが特徴。湿地に生える。

ヤナギタンポポ
科 名:キク
花 期:7月~9月
生育地:高原
説 明:一見コウゾリナと間違える。コウゾリナと同じ時期に同じような環境に咲く。葉の鋸歯が異なる。

ヤナギラン
科 名:アカバナ
花 期:6月~8月
生育地:高原
説 明:浅間高原を代表する花のひとつ。群落になると実にきれいである。秋には綿毛のような種が飛ぶ。

ヤブカンゾウ
科 名:ユリ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:田んぼの土手や道路わきに普通に咲いている。おしべとめしべが花弁化し八重咲に咲く。

ヤブレガサ
科 名:キク
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:本当に傘が破れたような形の葉が面白い。キク科の植物で似たものにモミジガサがある。

ヤマエンゴサク
科 名:ケシ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:アズマイチゲやスミレが咲くような場所に春先の里山でよく見ることができる。

ヤマシャクヤク
科 名:ボタン
花 期:4月~6月
生育地:高山
説 明:5月頃の林床に咲くが今では見ることがあまりできなくなった希少な花である。

ヤマジノホトトギス
科 名:ユリ
花 期:キンポウゲ
生育地:里山
説 明:この地域で見られるホトトギスはこの花と黄色の花をつけるタマガワホトトギスの2種類。

ヤマタツナミソウ
科 名:シソ
花 期:5月~6月
生育地:里山
説 明:タツナミソウの仲間はたくさんあるがこの辺りではヤマタツナミソウが多い。

ヤマツツジ
科 名:ツツジ
花 期:5月~6月
生育地:里山
説 明:レンゲツツジの花がオレンジ色ならこのツツジは赤色の花をつける。

ヤマトリカブト
科 名:キンポウゲ
花 期:9月~10月
生育地:高山
説 明:毒草として有名。トリカブトの仲間は専門家でも分類が難しい。一応ヤマトリカブトとしてみた。

ヤマハギ
科 名:マメ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:秋の七草のひとつとして古来より日本人に親しまれてきた。山道を歩くと普通にある。

ヤマハハコ
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:この花もどこでも見かける高山植物としてなじみが深い。ドライフラワーのよう。

ヤマブキショウマ
科 名:バラ
花 期:6月~8月
生育地:高原
説 明:他のショウマの仲間と違いヤマブキショウマはバラ科である。よく見ると違いが分かる。

ヤマブキソウ
科 名:ケシ
花 期:4月~6月
生育地:里山
説 明:ヤマブキは木であるがよく似たこの花は草である。また花弁は4枚であることも異なる。

ヤマホタルブクロ
科 名:キキョウ
花 期:6月~8月
生育地:里山
説 明:ヤマホタルブクロは低地にあるホタルブクロとガクの部分に違いがある。まれに白花も現れる。

ヤマユリ
科 名:ユリ
花 期:7月~8月
生育地:里山
説 明:大きさから言えばユリの王様であり花が大きく香りも強い。急な崖に張り付いて咲くことがある。

ヤマラッキョウ
科 名:ネギ
花 期:9月~10月
生育地:高原
説 明:秋の草原で最後まで見ることができる花のひとつ。ネギの仲間である。

ユウガギク
科 名:キク
花 期:8月~10月
生育地:里山
説 明:野菊と言えばこの花とノコンギクが代表的なものだろう。ノコンギクは淡い青色ユウガギクは白色。

ユキザサ
科 名:キジカクシ
花 期:5月~7月
生育地:里山
説 明:春の里山の林床で比較的よく見かける花で白い花が房状に咲く。

ヨウシュヤマゴボウ
科 名:ヤマゴボウ
花 期:7月~9月
生育地:里山
説 明:秋になるとブドウのような実が良く目立つ帰化植物。全草に毒があるので食べないこと。

ヨツバヒヨドリ
科 名:キク
花 期:8月~9月
生育地:高原
説 明:高原に普通に咲く。この花にはアサギマダラが蜜を吸いに集まる 低地にはヒヨドリバナが見られる。

リュウノウギク
科 名:キク
花 期:9月~10月
生育地:里山
説 明:岩場のような所に咲く。数は多くないがきれいなキクである。晩秋に咲く。

リンドウ
科 名:リンドウ
花 期:9月~10月
生育地:里山
説 明:エゾリンドウやオヤマリンドウと似るがより低地に咲いている。晩秋まで見ることができる。

リンネソウ
科 名:スイカズラ
花 期:7月~8月
生育地:高山
説 明:高山の林床に咲く。リンネは植物学者。二つ仲良く対で咲くので「夫婦花」と呼ばれることもある。

ルイヨウボタン
科 名:メギ
花 期:5月~7月
生育地:高山
説 明:あまり美しくないが緑色の花は印象的である。やや高い山の林床に群落をつくる。

レンゲショウマ
科 名:キンポウゲ
花 期:8月~9月
生育地:里山
説 明:この花はとても美しく多くの人のあこがれの花である。数も少なく林床にひっそりと咲く。

レンゲツツジ
科 名:ツツジ
花 期:5月~7月
生育地:高原
説 明:高原を代表するオレンジ色のツツジ。湯の丸山に広がる大群落は国の天然記念物に指定されている。

ワダソウ
科 名:ナデシコ
花 期:4月~5月
生育地:里山
説 明:ヒゲネワチガイソウと近い花で、花弁の先がへこんでいるのが異なる。

ワレモコウ
科 名:バラ
花 期:8月~10月
生育地:高原
説 明:この花がバラ科とは意外である。普通に見られるが素朴な味わいがあり好きな人も多い。