浅間山北麓ジオパーク

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Q&A

Q1. ジオパークとユネスコの関係は?

A. ジオパークは、これまでユネスコの支援事業「世界ジオパークネットワーク」として活動をしてきましたが、2015年11月に開催された第38回ユネスコ総会において、世界ジオパークネットワークの活動は、「国際地質科学ジオパーク計画(InternationalGeoscience and Geoparks Program IGGP)」としてユネスコの正式プログラムとなりました。

Q2. ジオパークはどこにあるの?

A. 現在日本には、日本ジオパーク委員会が認定した43の「日本ジオパーク」があります(2017年10月現在)。また世界には、世界ジオパークネットワークが認定した「世界ジオパーク」があります。現在その数は世界35カ国127地域(2017年5月現在)で、日本からは、糸魚川(新潟県)、洞爺湖有珠山(北海道)、山陰海岸(鳥取、兵庫、京都)、島原半島(長崎県)、室戸(高知県)、隠岐(島根県)、阿蘇(熊本県)、アポイ岳(北海道)、伊豆半島(静岡県)の9地域が、世界ジオパークに認定されています。
※ユネスコ(国際連合教育科学機関)が認定する世界遺産は、「世界遺産条約」に基づいて認定される世界遺産で、富士山は文化遺産に登録されています。

Q3. ジオパークになるには、何が求められますか?

A.日本ジオパーク・世界ジオパークになるためには6つほどの要件を満たす必要があり、取り組まなければなりません。
1.学術的に貴重な地形・地質遺産や美しい自然環境が複数あること。
2.それらが保護されていること。
3.それらをうまく利用した人々の暮らしや文化、歴史があること。
4.それらの貴重さや素晴らしさを誰もが学習/体験できる仕組みが整備されていること。
5.その仕組みが長年にわたって機能し、一定の実績を上げていること。
6.これらの取り組みを持続可能な方法で推進することができる組織があること。
こうした要件を満たしながら、ジオパークの看板の整備やジオサイトの見どころを記述した解説板設置やジオサイトの魅力をまとめたパンフレット、ガイドブック、ポスター関連グッズなどを造っていきます。そしてなによりもジオサイトの魅力を来訪者に伝える優れたガイドの養成ポイントになります。

Q4. ジオパークになることのメリットは何ですか?

A.ジオパークの目的は、地域を活性化させることにあります。地域の活性化には2つの方法があります。1つは、ジオパークを活用して教育活動を充実させ、地域住民の地域再発見を促すものです。これは、地域に誇りを持ち、地域の素晴らしさを伝え、広めようとする意識を生み出します。2つめは、ジオの遺産を観光に結び付け、観光客を誘致することによって地域を経済的に活性化させるものです。つまり、ジオパークの認定により、地域の教育事業の充実化と観光の活性化の基盤整備が行えることになります。

Q5. 白根山・四阿山・浅間山と山に囲まれた地域ですが、なぜ浅間山を中心にするの?浅間山と富士山との違いは?

A.浅間山は東西の延長22kmに及ぶ「浅間・烏帽子火山群」から成り立っています。日本列島の中で浅間山はどんな位置にあるのか見てみましょう。

①日本列島の東半分にあたる中部地方以東の東日本には、北海道西部から東北地方を横断し関東地方に至る火山列がほぼ南北に延びています。この火山列の線が火山前線と呼ばれています。南下してきた火山前線は関東地方に入ると方向を西に変え、那須高原、日光、赤城、榛名の各火山を経て、浅間山に到ります。火山前線は浅間山付近で再び方向を変え、八ヶ岳を通り、富士・箱根から伊豆大島、三宅島、八丈島へと南下していきます。浅間火山は火山前線の屈曲点に位置する大変ユニークな火山になります。(高橋正樹、日本火山学会講座より)

②富士山と比べて浅間山はこんな特色を持っています。
1)浅間山は成層火山です。
2)前掛山、黒斑山などを含む火山群です。
3)噴火する山です。
4)富士山のマグマは唯一の玄武岩ですが、浅間山は安山岩です。日本の火山のほとんどが安山岩ですから、日本の火山のいわば代表です。

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