大笹の関所・抜道の碑

大笹の関所は江戸時代に、険しい山岳地帯の要衝を結んだ仁礼街道の通行人を取り締まるために設置された。 現在は復元された門扉があり、大笹の宿場町のかつての賑わいを伝える史跡となっている。 また、当時の関所は特に女性の通行には厳しかったため、関所を迂回する「女道」と呼ばれる抜道が存在した。 抜道の存在を示すために建てられた石碑は今も残っており、当時の庶民の暮らしを知ることができる貴重なサイトである。