浅間大滝・魚止めの滝

浅間大滝は吾妻川の支流・熊川にかかる幅約2m、高さ約10mの北軽井沢周辺で最大の滝である。 魚止めの滝は、浅間大滝の下流に位置し、落差は約10mで3段にわたって水が流れ落ちている。熊川の最上流は、 群馬県と長野県の境付近の標高約1,300mのあたりで、霧積火山群の西側を流れており、支流も含めて急流となっている。 北軽井沢周辺で最大の滝と呼ばれる浅間大滝は、高原リゾートの涼しげなムードに適した清らかな滝である。 豊富に流れ落ちる水音も静寂な林に吸い込まれるようなしっとりとした風情がある。 浅間大滝の下流5分程の場所にある魚止めの滝は、「魚が登りきれないほど激しい滝」という名前の由来通り、 3段にわたる落差が大迫力の滝である。 秋には鮮やかな紅葉や、黒い岩肌と白い水しぶきとのコントラストが美しい。