ジオ関連用語集

マグマ
高温で岩石が溶解してできた液体。ただし固体である結晶や、水や二酸化炭素などの火山ガス成分も溶け込んでいる。
溶岩(ようがん)
マグマが連続した液体として地上に出てきたもの。
(同じものでも、地下にあるときはマグマ、地上にあるときは溶岩と言い換える)
成層火山(せいそうかざん)
火山砕屑物(かざんさいせつぶつ)の略。マグマあるいは溶岩が砕かれて破片状になったものが集まってできた堆積物
玄武岩、安山岩、デイサイト
珪酸(SiO2)の重量%によって区分される火山岩
      62~70     デイサイト
      53.5~62   安山岩
      45~53.5   玄武岩
火砕流
高温の溶岩や軽石・スコリアの破片(火砕物(かさいぶつ))が火山ガスや大気と混合して地表を流れ下る現象。大気より重い噴煙(そのため地表を流れる)とも言えます。
溶岩ドーム(溶岩円頂丘)
粘性の高い溶岩が噴出することにできたドーム状の地形
ブルカノ式噴火
火口の出口付近に上昇してきたマグマが、しばらくその付近に滞留すると冷えて粘りけを増し(固くなり)、栓となって火山ガスの火口を塞いでしまう。そうすると栓となったマグマの下にガスが溜まり、最終的には栓を吹き飛ばしてしまう。
吹き飛ばされる栓は固くなったマグマなので、緻密な噴石や火山灰を多くまき散らします。
軽石はあまり含まれません。また、火口直下の部分のみ吹き飛ばされるため、マグマ溜まりからマグマが連続的に供給されるプリニー式噴火と違い、1回の噴火期間は数分以内と非常に短く、噴出量も少ない(万トンレベル)という特長がある。1783年の天明噴火以降、2004年、2008、2009年年に起こった噴火を含め、浅間前掛火山の噴火の多くは、このブルカノ式噴火であったと考えられている。
プリニー式噴火
地下のマグマ溜まりから火口に向けてマグマが上昇するとマグマは減圧され、マグマに溶け込んでいる火山ガスは気泡になる。マグマが更に上昇するとパンパンに膨らんだ気泡はマグマそのものを引きちぎりバラバラに(破砕)する。バラバラになったマグマ(火砕物)と火山ガスが火口から勢い良く吹き出し、空高く上昇(約10~50km)する。バラバラになったマグマは冷えて固まり、火山灰や軽石(スコリア)となって、広い範囲、特に風下側に厚く降り積もる。このように空高く(成層圏まで)噴煙を噴き上げ、大量の降下火砕物をもたらす噴火をプリニー式噴火という。
マグマ溜まりからはマグマが火口に向けて連続して送り込まれるため、1回の噴火期間は数分から数時間に及び、噴出量も非常に多い(億トンレベル)ことが普通。歴史時代の浅間前掛火山では、1108年(天仁)の噴火と1783年(天明)の噴火でのみ発生している。